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TRAVEL

北イタリアのとある食卓|イタリア便り

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農業が盛んなトリノは、知る人ぞ知る美食の都。地元で採れる豊かな食材を活かした料理の数々は、世界中のグルメファンを虜にしています。トリノ在住の日本人ソムリエ、マリーニ あゆみさんが、イタリアのお国事情や興味深い習慣などさまざまな現地情報をお届けします。

 

 

ごちそうとワインは、イタリアの暮らしに欠かせない

 

「サルーテ!」

 

乾杯するグラスの音が鳴り響きます。サルーテとは日本語で乾杯にあたる言葉で、正しくはAlla vostra saluteアッラ ヴォストラ サルーテ「あなたがたの健康を祝して」という意味です。

 

テーブルには地元で採れた新鮮な野菜に、タヤリンと呼ばれる卵が練り込まれたピエモンテのご当地パスタ、地元で支持を得るバルべーラ、バローロなどの赤ワインが並びます。11月は年に一度開催されるトリュフ祭りの真っ最中ということもあって、この日のために仕入れたアルバ産のトリュフも並び、なんとも、贅沢な食卓。イタリアへ嫁いで約3年、「第二の故郷」となった北イタリア、トリノのとある食卓です。

 

イタリアでは食事、お祝い事、バカンスなど、友人や家族達と大勢集まって過ごすのが一般的で、 そんな彼らの生活にはワインが欠かせません。大好きな仲間が集まれば、話は途切れることはなく、2時間、3時間とゆっくり時間をかけて食事をすることもしばしば。愛国心が強く、自国イタリアワインを愛する彼らですが、 食事中にワインの難しい話はしないようで、彼らにとって大切なのは、大好きな仲間たちと共に時間を過ごすこと。 イタリアワインは楽しみを共有するためになくてはならない存在です。

 

 

世界の美食家を虜にする、イタリアワインの「多様性」

 

イタリアは20州全てでワインが作られる、ワイン造りに理想的な国です。古代ギリシャでは「エノトリーアテルス」、つまり「ワインの大地」と呼ばれたほどワインの歴史に大きな影響を与えて来ました。ワインの生産量は世界一で、近年は輸出も増加し世界中でイタリアワインのファンが増え続けています 。

 

イタリアワインの魅力はその「多様性」。土着品種と呼ばれる葡萄が多く存在するので、州ごとに違う種類のワインが楽しめます。トスカーナのビステカにはサンジョベーゼの赤ワイン、リグーリア州ではボンゴレスパゲティにピガートの白ワインなど 郷土料理に合わせてご当地ワインとの食べ合わせを楽しめるのはイタリアならでは魅力で、世界中の美食家達を虜にしています。

 

 

太陽と大自然の恵みがそのまま反映されたイタリアワイン。陽気なイタリア人に囲まれ学んだワインの楽しみ方、イタリア暮らしの様子を、これから少しずつお届けしていこうと思います。

 

次回は、イタリアワインに惹かれるきっかけをくれた場所、「バローロ」がなぜワインの王様と呼ばれるのか、その魅力をご紹介したいと思います。

 

 


 

記事提供:三越伊勢丹旅行

三越伊勢丹旅行社がお届けする旅の情報誌『mi viaje』12月号より一部加筆修正し転載。『mi viaje』は三越伊勢丹トラベルサロンにて配布中です。

 

 

三越伊勢丹旅行からのお知らせ

 

2018年3月20日[火]発

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美しきアマルフィ 南イタリア9日間

お申込期間:2018年2月20日[火]午前10時まで

 

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PROFILE
マリーニ あゆみ _ Ayumi Marini

福岡県出身。イタリアソムリエ協会認定ソムリエ。客室乗務員として日本のおもてなしを学んだ後、ミスユニバースファイナリストに選出されたのを機にモデル、IT企業、アメリカ語学留学など経験。結婚を機にイタリアへ拠点を移し、ワインの宝庫ピエモンテでワインと出会う。プライベートワイナリー訪問のコーディネートも行っている。旅とワインのブログではイタリアワインや旅の様子を発信中。

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