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FOOD

イタリアのコーヒーはなぜワンサイズ?|阿部バリスタのコーヒータイムズ

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突然ですが、コーヒーカップの大きさについて考えたことはありますか?

 

みなさんが日ごろ利用しているコーヒーショップでは、基本的にテイクアウトができ、サイズのバリエーションも2〜3種類の中から選択できると思います。サイズの呼び名はさまざまで、標準サイズ(レギュラー、M、スタンダード)、小サイズ(スモール、S、ピッコロ)、大サイズ(ラージ、L、グランデ)と、多くの人が理解でき、あるいは無意識のうちに言葉にしているかもしれません。これは日本ではごく当たり前の事なのですが、イタリアへ行くと驚きの事実が・・・。

 

なんと、イタリアにはコーヒーのサイズのバリエーションが無いのです! イタリアではコーヒーをテイクアウトをする習慣も、バールに長時間居ることもないので、必然的にある程度の大きさでないと熱くてすぐにその場で飲みきれないという問題が出て来ることが理由の一つだと考えられます。

 

また、作り手側の技術的な問題もあります。イタリアでは基本的に、焙煎の度合いがシングルのエスプレッソとして美味しく飲める加減になっているため、それに対してあとどのくらいのミルクが加えられるか考えると、おおよそ150〜180mlのカップに自然と決まってくるのです。

 

と、美味しい分量が決まっているのがイタリアのスタイル。こだわりが強いですよね? とはいっても、ここは日本。私の店舗〈ピエトレ・プレツィオーゼ〉では、サイズのバリエーションもご用意しております。もちろん、テイクアウトもOKです!

PROFILE
阿部圭介 _ Keisuke Abe

2000年にバリスタの魅力を知り、イタリア系カフェやレストランで修業を積んだ後、2014年、広尾に〈ピエトレ・プレツィオーゼ〉をオープン。

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