発見マガジン あがるイタリア AGARU ITALIA

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FOOD

本場のイタリア家庭料理をマンツーマンで教わってきた【「牛肉のロール」「ティラミス」編】

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皆さんは、いつも作る料理のレパートリーの中にどれくらい「イタリアン」が入っていますか?今回は、北イタリア生まれの若きシニョーラ(奥さま)に、「あがるイタリア」編集部が本場イタリア家庭料理をマンツーマンで教わってきた様子をレポート。イタリアン好きの方や、料理のレパートリーを増やしたいという方は必見です!

 

先生は前回に引き続き、北イタリアのパドヴァ市出身で、現在は日本人の旦那さんと一緒に日本に住んでいるラウラさんです!

 

 

あがるイタリア編集部(以下、「あ」):ラウラさん、次は何のメニューを作るのですか?

ラウラさん(以下、「ラ」):セコンドの「牛肉のロール“ピッツァヨーラ風”」とデザートの「ティラミス」を作りましょう。

あ:いよいよメインディッシュの登場ですね!楽しみ!

 

牛肉のロール“ピッツァヨーラ風”づくり

 

 

<材料(6人前)>

●牛肉 12枚

●モッツァレラチーズ 200g

●ブラックオリーブ 60g

●トマトソース 300g

●ニンニク 2片

●オリーブオイル

●塩 適量

●こしょう 適量

●パセリ 適量

●オレガノ 適量

 

 

ラ:まずは牛肉のロールから作りましょう。事前に用意して欲しいのが、1枚1枚が大きめの牛肉です。ここに具材をのせて巻いていくので、ある程度の厚みもあった方がいいです。そして、まず始めに、モッツァレラチーズを肉に合わせてカットしてのせましょう。全体の半分にいかないくらいまでがのせる量の目安です。

 

 

ラ:次にオリーブをチーズの上にのせ、具材をのせた方から巻いていきます。

あ:ちょっと難しそう…。

ラ:全然そんなことないよ。やってみて!

あ:あ、本当だ。意外と簡単に巻ける。

 

 

ラ:ブラボーブラボー!いい感じ!で、巻ききったら中央を爪楊枝で刺して固定し、塩こしょうを振りかけます。

 

 

ラ:次にパセリを細かく切ってから、皮を取ったニンニクの皮を潰して、同じように細かく刻みます。それができたら、フライパンでオリーブオイルを温めて、そこにニンニクを入れて炒めていきます。香りが出てきたら、さらにトマトソースを加えてください。

あ:ああ、いい匂い!

ラ:イタリア料理にトマトはつきものだから!で、ここに塩こしょう、そしてオレガノとさっき刻んだパセリを入れます。

 

 

ラ:ここまでできたら、牛肉のロールを入れて、蓋をして弱火で20分くらい煮てください。

あ:旨みが閉じ込められていくんですね!

 

 

ラ:その通り!で、20分経ったらひっくり返します。

あ:トロッとしたチーズに食欲をそそられる…。

 

 

ラ:もう20分くらい火を通したら、完成です。

あ:おお、簡単に出来ちゃった!

 

 

ラ:前回ご紹介した、サイドディッシュの「ほうれん草、クルミ、洋梨とゴルゴンゾーラチーズのサラダ」を添えてみました。どうぞ、食べてみてください!

あ:いただきます!あ、おいしい!トマトソースとチーズの、名前の通りピザのような味わいに、じっくり煮込んだ牛肉の旨みが組み合わさってとてもジューシー!パセリやオレガノのアクセントも絶妙で、さすがメインディッシュにふさわしい満足感のある一品ですね。

 

 

ラ:巻いて煮込むだけだから、誰でも簡単にできますよ!では最後にティラミスを作りましょう。

あ:イタリアと言えばやはりティラミスですよね!

 

ティラミスづくり

 

 

<材料(6人前)>

●卵 2個

●砂糖 35g

●マスカルポーネチーズ 250g

●サヴォヤルディ 250g

●ココアパウダー 適量

●ミント 適量

●エスプレッソ 1人前

 

ラ:ティラミスの発祥地はどこだか知っていますか?

あ:いえ、どちらなんですか?

ラ:一説によると、私の実家の近くのトレヴィーゾだと言われています。だから私にとっても馴染み深いデザートなんですよ。

あ:そうなのですね!

ラ:ではまず、エスプレッソを作りましょう。1人前もあれば十分で、コーヒーマシンで作っても、なければインスタントのものでも構いません。出来上がったらしばらく冷ましておきましょう。次に、卵を割って、卵黄と卵白を分けてください。

 

 

あ:出来ました!

ラ:OK!では次に、卵白の方に砂糖をひとつまみ入れ、ハンドミキサーで泡立てます。

あ:どのくらい泡立てればいいのですか?

ラ:大体5分くらい。白く硬くなるまでです。こんな感じで、ボウルを逆さにしても落ちてこないくらいまでやりましょう!

 

 

あ:本当だ、落ちてこない!

ラ:次に、卵黄に砂糖35gを入れて、同じくハンドミキサーで混ぜていきます。ハンドミキサーは一度洗って、卵白をしっかり落としてから使ってくださいね。白っぽくなってきたらそこにマスカルポーネチーズを加えて、さらに混ぜていきましょう。

 

 

ラ:さらに、そこへ先ほど混ぜた卵白を追加します。卵白はやさしく入れて、ハンドミキサーではなく、ヘラなどで下から上の方にゆっくり混ぜてあげてください。

 

 

あ:なんかもう美味しそう…。

ラ:おいしいよ!ちょっと舐めてみる?

あ:じゃあちょっとだけ…あ、甘くておいしい!

ラ:こうやってつまみ食いできるのも手づくりの醍醐味だね(笑)!で、全体的に白っぽくなってきたらOKです。次にサヴォヤルディというビスケットを使って、ティラミスの層をつくりましょう。

あ:サヴォヤルディってあまり見たことがないかも…。

ラ:高級志向のスーパーマーケットとかなら売ってるはずですよ。レストランではよく、サヴォヤルディではなくスポンジケーキが使われていることが多いですが、私はこのビスケットを使った方が好きです。さて、次に先ほど作ったエスプレッソを器に移して、そこにサヴォヤルディを1個ずつ、2〜3秒くらい浸けて盛り付け用の器に並べていきます。

 

 

あ:あ、崩れちゃった!

ラ:サヴォヤルディはやわらかいから、コーヒーに浸け過ぎると割れちゃいます。コーヒーがじわっとしみだしたくらいが丁度良いですよ。サヴォヤルディを並べたら、作ったクリームを塗っていきます。端まで隙間なくね。で、塗り終わったら、2段目、3段目と作ります。で、何段かできたら、上からココアパウダーをかけ、ミントをのせます。

 

 

あ:美味しそう!

ラ:最後にラップをして3〜4時間冷蔵庫で冷やしておきます。が、今回は時間がないので、あらかじめ作っておいたものをいただきましょう。

あ:またまた用意周到ですね!ありがとうございます!

 

 

あ:いただきます!実は私、サヴォヤルディを使ったティラミスをいただくのは初めてなのですが、スポンジケーキよりも好きかも!ところどころ固めのサヴォヤルディが入っていて、その食感の違いにハマりそうです。

ラ:人によって好みがあるだろうから、例えばコーヒーをたくさん感じたい人はサヴォヤルディをたっぷり浸けて、サヴォヤルディの食感を味わいたい人はコーヒーに浸ける時間を少なくするなどのアレンジも楽しんでみてください。

あ:今回は全部で5品も教えてくださって本当にありがとうございました。

ラ:一緒につくってみてどうでしたか?

あ:自分で手を動かしてわかったのですが、思った以上に簡単に作れるのだなあと感じました。

ラ:そうでしょう!イタリア料理って、作ったことがない人からすると少しハードルが高いような印象もあるかもしれませんが、実は全然そんなことはないんです。自分で作ってみればすぐに覚えるので、日本の皆さんもぜひ、イタリアの郷土料理をもっと気軽に楽しんでいただけたらと思います!

PROFILE
ラウラ・グロッセッレ

北イタリア・パドヴァ市出身。現在は日本人の夫と日本に在住。料理教室の講師を務め、ご自身のマンマや親戚から教わった、ヘルシーで家庭的なイタリアンを生徒たちにわかりやすく面白くレクチャーする。

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