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FOOD

イタリア貴族の愛した洋菓子「パスティッチーニ」

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ジェラート、ティラミス、パンナコッタなどなど名前をあげるとキリがない、甘くて濃厚なデザートの数々。イタリアには魅力的なデザート(イタリア語でドルチェ)が溢れています。

 

イタリア旅行中にドルチェを全て制覇しようと思うとなかなか難しいですし、体重計に乗るのも恐ろしいですが、たくさんの種類を少しずつ楽しみたい方へぴったりなのが「パスティッチーニ」です。

 

 

小さなお菓子「パスティッチーニ」とは?

 

パスティッチーニとはイタリア語で「小さなお菓子」の意味を持つ洋菓子。パスティッチェリアと呼ばれるイタリアのお菓子屋さんやバルで購入することができます。ショーケース越しに見るパスティッチーニはカラフルで美しく、まるで宝石のよう。色々な味を少しずつ味わえるのも魅力で、ホームパーティなどへの手土産にも大活躍します。

 

 

20州ある地域それぞれのオリジナルのドルチェが楽しめるのもイタリアならでは。たとえば北イタリアのトリノ発祥で、シュークリームの元になったとも言われているビニョーラ(bignola)。南のシチリアからは、映画ゴッドファーザーの名言「銃は置いていけ。カンノーリは持ってきてくれ(Leave the gun. Take the cannoli.)」でおなじみ、リコッタチーズを使ったクリームチーズをサクッとした生地に包んだカンノーロ(複数形カンノーリ)というようにその土地独特のドルチェを楽しむ事もできます。

 

注文の仕方はというと、商品に名前が書いていないことも多いので、好きなものを指さして「これとこれと、そして、あれをください」といった感じでオーダーします。量り売りの場合や、一つずつ単価が違う場合など、お店によってさまざまです。

 

上品な見た目と、ひとくちサイズでエレガントに食べられることから、イタリアの貴族や王族たちにも好んで食べられていたパスティッチーニ。お抱えの菓子職人を抱える貴族たちも少なくなかったようです。

 

 

パスティッチェリア以外でもレストランで食後のデザートとして、またはサービスで食後のコーヒーと一緒に出てくることもありますが、美しいイタリアの街並みを眺めながら伝統的なバルで貴族の気分に浸りながらいただくのも素敵です。春ももうすぐ、暖かくなったらテラス席がおすすめです。

PROFILE
マリーニ あゆみ _ Ayumi Marini

福岡県出身。イタリアソムリエ協会認定ソムリエ。客室乗務員として日本のおもてなしを学んだ後、ミスユニバースファイナリストに選出されたのを機にモデル、IT企業、アメリカ語学留学など経験。結婚を機にイタリアへ拠点を移し、ワインの宝庫ピエモンテでワインと出会う。プライベートワイナリー訪問のコーディネートも行っている。旅とワインのブログではイタリアワインや旅の様子を発信中。

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