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FOOD

イタリアンバールとは?〜客席編〜|阿部バリスタのコーヒータイムズ

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イタリアンバールについて、今回は客席についてお話ししたいと思います。

 

過去2回の記事はこちら

イタリアンバールとは?〜バリスタ編〜

イタリアンバールとは?〜バンコ編〜

 

普通、コーヒーショップに入ると、誰もが席に座りますよね? とくに私たち日本人の感覚だと、壁際や端の席が空いていたら一目散に狙うもの。満席で、まして冬でテラス席なんてもってのほか。お店がそんな状況なら帰ってしまいますよね?

 

 

イタリアンバールのテラスは特等席

 

さて一方、イタリア人のバール利用法はどうかというと、大半が座らずバンコでサッと立ち飲みで済まします。そして、テラス席に対しても日本人とは違った価値観を持っているのです。

 

多くの日本人にとって、テラス席は「他の席が空いてなかったら仕方なく・・・」「タバコを吸うから仕方なく・・・」「ワンちゃん連れだから仕方なく・・・」といった、ネガティブなイメージが取ってついてしまいます。

 

ところがイタリアではなんと、この「テラス席」こそがそのお店の最高のロケーションであり、最高の席なんです!! 日本と違い、イタリアでは店内よりもテラス席のほうが充実しており、席はテラス席から埋まっていきます。

 

「君のためにこの素晴らしい景色を用意したんだ!」というニュアンスで、男性は女性をテラス席でもてなすのです。

 

 

コーヒーを飲む場所によって席料(チャージ)も違う

 

というわけで、イタリアンバールでは着席の場合は席料(チャージ)が取られますが、テラスが最も高い席、次に店内の客席、そして立ち飲みのバンコは席料がなく最も安くなります。知らないで着席してしまって、会計時に高く取られてしまうことが旅行者のトラブルにもなっているので気をつけて!

 

ちなみに、広尾にある私のバール〈ピエトレ・プレツィオーゼ〉では、席による価格の差はございません。バンコの雰囲気が好きな方が立ち飲み利用してくださっています(いずれはイタリア式のシステムを導入したいですけどね)。

 

テラスか店内か、それともバンコか。あなたなら、どの席を選びますか?

PROFILE
阿部圭介 _ Keisuke Abe

2000年にバリスタの魅力を知り、イタリア系カフェやレストランで修業を積んだ後、2014年、広尾に〈ピエトレ・プレツィオーゼ〉をオープン。

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