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FOOD

イタリアンバールとは?〜バンコ編〜|阿部バリスタのコーヒータイムズ

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バールのカウンター「バンコ」

 

皆さん、「バンコ(Banco)」ってご存知ですか? 直訳すると、「席とか作業台」という意味ですが、バールでは「カウンター」を指します。

 

イタリアのバールでは日本のコーヒーショップには無い光景が見受けられます。せっかくお店に来たのに、わざわざバンコで立ち飲みをしている人がほとんどです。ゆっくりお茶をしに来たのに疲れてしまいますよね?

 

違うんです! イタリア人はバールで我々、日本人のような使い方をしません。

バールでの滞在時間は3分前後! 店内でパソコンで作業をしたり、本を読んだり、おしゃべりに夢中になったりと長時間滞在する習慣が無いのです。

 

 

バンコでは、ちょっと一服感覚で

 

これは、喫煙者がタバコを吸いに喫煙スペースへ行くのと似ています。

 

「ちょっと一服行ってくるわ!」

 

こんな感覚なんです。「ちょっとバールでカフェ飲んでくるわ!」と。

 

なので、わざわざ席に着くまでの理由が無いのです。だからエスプレッソの量もちょうどいい適量なのです。これがマグカップのドリップコーヒーのように熱くて量が多かったら、すぐに帰れませんよね(笑)。

 

バンコでバリスタと一言二言会話をしながらエスプレッソをサッと飲み、すぐに帰るのがイタリアスタイル。ですので、バールのバンコは喫煙スペースと同じ考え方。長居は禁物です! その場合には席に座りましょうね。

 

それがイタリアンバールでのマナーです。

PROFILE
阿部圭介 _ Keisuke Abe

2000年にバリスタの魅力を知り、イタリア系カフェやレストランで修業を積んだ後、2014年、広尾に〈ピエトレ・プレツィオーゼ〉をオープン。

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